今、古典が新しい!茨城県吟詠剣詩舞総連盟(茨吟連)

第46回吟道大学講座が開催されました

令和8年8月9日(日)水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館小ホールにおいて、203名が視聴する中、今年も吟道大学講座が開催されました。

今年は、茨城県立歴史館(元史料学芸部長)の永 井  博 先生を講師に迎え『江戸時代の旅』~参勤交代からお伊勢参りまで~についてのご講話を頂きました。

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鎌倉幕府の「御恩と奉公」は、参勤交代と形を変え、参勤交代のために主要な道路、交通網が整い、参勤交代に投じられた莫大な費用は、雇用を生み出し、街道沿いには宿場町が生まれ、経済の発展へと繋がってゆく。

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江戸時代以前、庶民はまだ簡単に旅に出られる時代ではなく、豪華絢爛な大名行列を一目見たいと、「武鑑」(行列の詳細を見分ける為のガイドブック)を片手に、人々が集りました。

すると大名行列の装いは、競い合う様に各藩が更にお金を掛ける。そして消費されたお金は町人たちを潤し、江戸時代に入ると治安も良くなり、一般庶民もお伊勢参と、庶民の旅ブームが到来。東海道だけでも3,000軒の旅籠が軒を連ね、旅人におもてなしのサービスが提供され、現在へも通じる観光業は江戸時代から発展したようです。

観光地を絵入で詳しく紹介するガイドブックは今もありますが、見ているだけでも大変楽しいものです。

さて先生が冒頭、徳川光圀公の朝鮮通信使との漢詩を交わし交流したエピソードや旅先で出会う学者、文化人と交流したお話を伺い、人に会わなければ情報が手に入らない時代だったからだけではなく、好奇心旺盛な光圀公は机上の学問プラス、ディスカッションにより知識を高めたい貪欲なまでの向上心の持ち主だったのではと感じました。

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永井 博 先生、本日お忙しいところ大変貴重な講座をお聞かせいただき、本当に有難うございました。

また暑さ厳しい中、会場にいらした会員の皆さん大変お疲れ様でした。

暑さはまだまだ続きそうです。熱中症に十分お気をつけてお過ごし下さい。