今、古典が新しい!茨城県吟詠剣詩舞総連盟(茨吟連)

令和8年新年祝賀会・令和7年許状授与式

大寒のみぎり、心なしか春の訪れを告げる兆しが感じられる頃となりました。

令和8年1月18日(日)茨吟連会員129名出席のもと水戸京成ホテルにおいて、新年祝賀会及び師範・準師範許状授与式が厳粛に執り行われました。会員の減少に比例するかのように免許状の取得者の数もめっきり少なくなりました。新指導者の皆さんには、茨吟連の催し物に積極的に参加し、学び続けていってほしく思います。本日はおめでとうございます。

 

 

令和7年度師範・準師範許状授与式

吉田裕峰理事長挨拶

この師範準師範認証審査会、永い歴史の中で当初から非常に厳格でした。今もなお格調高く難関の審査会であります。そのような難関な認証審査会を皆さんは一生懸命に勉学に励み本日見事に全員が授与式を迎えることができました。これからこの茨吟連の新しい戦力として活躍していただき、茨吟連を盛り上げていっていただきたい。

 

 

 

 

 

 

励ましのことば 中村魁風副理事長

今までは指導者の教えられたとおり、ただ練習に励んでいればよかったのですが、これからは指導者の立場としてものの見方、考え方が変わってまいります。まずは最も身近な方たちから指導をはじめて、徐々に会員を増やしていただきたい。そして茨吟連の発展に貢献していただきたい。指導者の栞を熟読し、それに相応しい指導者になっていただきたい。

 

 

 

師範 準師範
吟詠部門    6名    1名
剣詩舞部門    1名

新指導者代表謝辞 竹島 将水( 刀水流吟詠会)

 

 

 

 

諸先生諸先輩にも恵まれ、仲間の応援もあってこそ今日の許状授与式を迎えることができました。ここに衷心よりあつく御礼申し上げます。今後は新指導者として責任ある立場に恥じぬよう更なる精進を重ね、茨城県の諸行事にも積極的に参加するとともに、会員の増強に努め伝統芸能の吟詠剣詩舞の継承に尽力いたしたく今後とも倍増のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

指導者のみなさん

 

 

 

 

 

新たに師範・準師範に認証された皆さんは『指導者の栞』を熟読して知識を得るとともに、基本的な知識をベースとして高度なものを求めていく足場固めをし、言わずもがな茨吟連の一翼を担う吟舞者に成長し貢献されたい。少子高齢化のあおりは、吟舞界でも直面している課題であります。未来を担う後継者育成にもご尽力を期待しております。

稽古ごとでの免状は単なる形式的なものにすぎず、免状の有無にかかわらず個人の成長や達成感こそがなによりも重要であります。免状取得が本来の目的ではないため敢えて必要ないと考える方が、社会的に年々増えてきています。現代社会では、個人の自由な選択が尊重される傾向にあり、令和も8年ともなると、その思考が一段と強くなっていくのを感じます。免状という伝統的な制度が令和の時代には合わないと感じる人が多くなっているのでしょう。一新更始、茨吟連でも免状のあり方を刷新する日が訪れるかもしれませんね。

 

 

令和8年新年祝賀会

吉田裕峰理事長挨拶

新年あけましておめでとうございます。只今は、新師範、準師範の伝達式を厳かに祝福できましたことうれしく思っております。この後はお待ちかねの祝宴ということでこの祝賀会には高橋水戸市長はじめ多くのご来賓の諸先生方にご来賓いただきまして錦上花を添えていただきましたことあらためまして厚く御礼申し上げます。話は大きく変わりますが、年の瀬になって私が「一年間早いね、あっという間に終わってしまったね」と言いました。ところがそれを聞いていた孫が「じいちゃんそれは記憶の薄れだよ」と。子供たちは鮮明に一年の記憶を覚えています。我々はそのときは印象がありますが、年の暮れになると一年があっという間に終わってしまったなと。ですから今年一年は十二月まで様々な行事、本日の祝賀会も含めて私も皆様もしっかり記憶の中にとどめて行きましょう。

 

 

来賓挨拶

水戸市長 高橋 靖様

(財)茨総連理事長 池田 嶺煌様

霞朗詠会会長 鬼澤 霞様

LuckyFM茨城放送 吟詠百選担当 市村 俊夫様

詩吟朗詠錦城会会長 城戸 城濤先生

(財)茨総連事務局長 島村 吟峻先生

ご祝辞誠にありがとうございました。お忙しい中ご臨席賜りましたご来賓の先生方に厚く御礼申し上げます。

また霞朗詠会会長 鬼澤霞様より年頭に当たり漢詩を賜りましたのでご紹介いたします。

天に五色のたいへん珍しい雰囲気の雲が湧いた。元旦の晴れ渡った澄み切った空に、至るところに五色のめでたい雲が湧いていた。いい時を迎えたなと。椒酒(お屠蘇)を一杯呑んで今年も心新たに新年をむかえることができたと感じるとともに漢詩ができあがった。高市早苗内閣総理大臣が、女性の総理大臣が生まれたではないか。そして日本の国を私は、働いて働いて働いて働きぬいて日本の国を、日本の国民を守っていくぞと言った。水戸には藤田東湖が作った正気の歌ある。この正気である。女相が躍如する正気が生まれた。これによりこれからの日本は発揚するぞ。もっともっと良くなるぞ。希望の春になるぞ。

心打たれる漢詩をありがとうございました。元気、勇気、やる気が湧いてきました。

 

《地区協議会合吟》

中央・県西地区協議会 『城山』

 

県北・珂北地区協議会 『不識庵機山を撃つの図に題す』

県東・県南地区協議会 『時に憩う』

 

《祝宴のもよう》

 

本年も各会各流ともに思考を凝らした賑やかな祝宴となり、良いスタートがきれました。本年も茨吟連行事への積極的なご参加をお願いします。本日の設営にあたられました事務局及び役員の先生方、大変お疲れ様でした。有難うございました。皆様の益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げます。本年も良い年でありますように!

《雑感》大東亜戦争が不幸な敗戦に終わり、アメリカ文化が怒涛のように日本へはいり込んできた時、一番に心配になったのは、日本古来の文化の伝統が途切れてしまわないかということであった。と、なにかで読んだことがある。私たちは、吟詠剣詩舞という高尚な伝統文化を絶やすまいと守りつつ日々勤しんでいる。戦後80年が過ぎた。茨吟連発足70年の伝統を重く受け止め、永遠に歴史に名を刻んでいこうではありませんか。