今、古典が新しい!茨城県吟詠剣詩舞総連盟(茨吟連)

令和8年『丙午』謹賀新年🎍

茨吟連ホームページをご覧の皆さま 新年おめでとうございます

年頭にあたり、皆さまの日頃の多大なるご支援ご協力に改めて感謝申し上げます。有難うございます。

さて、昨年の第一回理事会において、茨吟連ホームページの存続が決まりました。が、しかし担当者としましては、閲覧数やチャンネル登録者数には敏感にならざるを得ません。単なる記録としてだけでなく、自身の技量の向上のため最大限に活用することを願うばかりです。

十年一昔、スタート時点を思い起こし、まさにひとつの時代が確実に過ぎていったと実感しております。お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ひとつの区切りと捉え、昨年夏に固定ページを一新いたしました。イメージキャラクターである梅咲葵さんは、優雅にゆらゆらと揺れています。アニメーション機能というそうです。進化しましたね~

『その好むところを見て、以てその人を知るべし』人の本質を理解するうえでの大切な教えです。人が何を好み、どのようなことに興味を持つかを見れば、その人の本質や性格がわかるという意味で、中国の哲学者である王陽明の名言です。この言葉は、人は、自分が本当に好きなものや、大切にしているものに時間やエネルギーを費やすため、選び方や行動にその人の内面が表れるという考えに基づいており、趣味や関心のある物事から、その人の価値観や人となりを理解できるという教えです。

ところで、昨年10月話題になった『ワーク・ライフ・バランス』仕事だけでなく、家庭や趣味の時間を確保し心身を健康に保つという考え方のこと。昭和生まれが平成を経て令和を生きる今、異なる世代間の価値観の違いを多く感じるようになりました。仕事・家庭・趣味・健康などに費やす時間とエネルギーをバランスよく調整し、人生全体の充実感や満足感を得ることを目指したいものです。シニア世代の皆さんは、山あり谷あり幾多の困難を乗り越えてむかえた今だからこそ、限りある人生をともに楽しみ、今を愉しく歩んでいこうではありませんか。70年の歴史ある茨吟連ゆえに、時には革新的な意見でも否定せず、既存の概念に囚われない新しい発想を受け入れてみる鷹揚な心も必要と言えるでしょう。また、現役世代の皆さんは、吟舞界では少数派ですが、とても貴重な存在であります。新しいアイディアや視点は、新鮮な風を吹き込み停滞を防ぐ役割を果たします。建設的な意見は、成長や問題解決へと導いてくれます。温故創新、茨吟連の益々の発展のため皆さんのお力に期待を寄せています。

今年の干支『丙午(ひのえうま)』は、情熱や挑戦を象徴し、物事が力強く進む年になるとされています。ともに力を合わせて『前進の年』にしていきましょう。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。新年祝賀会でお目にかかりましょう。

◆茨吟連新年祝賀会は、来る1月18日(日)水戸京成ホテルでおこないます。師範・準師範の許状を授与される方はご出席ください。新年祝賀会の晴れやかな雰囲気の中で、新しい指導者の門出を皆で祝福してさしあげましょう。