【師範・準師範認証審査会】
令和7年10月18日(土)水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館小ホールにおいて、令和7年度師範・準師範認証審査会がおこなわれた。師範審査会での口頭試問は、吟道大学講座3回以上の受講者は免除される。試験官は毎年理事長が携わっている。詩文の内容や背景等を尋ねるが、漢詩が作られた時代の背景や、漢詩の内容をよく把握しておくことが必要となる。難しい漢字は、漢和辞典や国語辞典・古語辞典を手元に置き確認することが第一歩。そのあと、何十回も朗唱し、吟じて味わい、詩の心を自分のものにすることが重要である。よって、詩吟・吟詠は長い歳月と訓練が必要となるのです。
なお、許状を授与される方は、令和8年1月18日(日)水戸京成ホテルで予定しています新年祝賀会の席上で授与式をおこないます。出席してください。
《認証審査会受験者数》
師範の部 | 準師範の部 | |
吟詠 | 6名 | 1名 |
剣詩舞 | 1名 |
【来年度の吟士権課題講習会】
午後からは、来年度の吟士権コンクールの課題講習会が行われ、理事長の吉田裕峰先生が講師を務め138名が出席した。この講習会は茨吟連会員が漢詩や和歌の読み方・吟じ方を正しく学び、コンクールに臨んでもらう事に重きを置き毎年開催している。受講者は熱心に耳を傾けていた。課題は下記の通りです。
漢詩・和歌ともに読みは当連盟審査員会議での決定によるものとする。㊟各会流派の読み方で臨む場合には事前に事務局への申し出が必要となります。また、茨吟連で発行する『吟士権課題解説集』部数限定で1部500円も活用ください。只今編纂中につき暫くお待ちください。
本日の講習会では、詩文の読みについて勉強しました。絶句を吟じる場合、気持ちを込めるのは転句からと思いがちですが、そこに至る承句にも説得力が必要です。吟詠は言葉を伝える芸術です。そこをしっかりと踏まえた上で詩情を表現したいものです。
🔶講習会終了後は、11月15日(土)に行われる茨城県芸術祭吟詠剣詩舞道大会 構成吟舞『海潮のしらべ』の総見会をおこなった。台本は理事長の吉田裕峰先生がてがけています。大会実行委員長である中村香花副理事長の指揮のもと、小嶋刀水副理事長とともに、吟・舞・衣装・音響・照明・映像等々を丁寧に擦り合わせ、本番にむけて色々な角度から想定される確認作業を重ね17時過ぎに終了した。本番まであとひと月、出演者並びに関係者は一丸となって取り組んでおります。ご期待ください‼
🔶出演者並びに関係者の皆さまへ
リハーサルは11/14(金)1時集合 2時開始 東海文化センターです。時間厳守でお集りください。なお、現在、東海文化センターでは駐車場工事を行っております。地図を参考にお進みください。