令和7年7月20日(日)茨城県水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館小ホールにおいて、第56回吟士権コンクール決勝大会が開催された。県内3地区で予選を勝ち抜いた141名の吟士が決勝大会に挑み、落ち着いた味のある吟声が会場に響き渡った。
結果は次の通りです。
部門 | 優勝 | 準優勝 | 第三位 |
幼少年部 | 吟士権証 渡辺 紗世 | ||
一般三部 | 根本 政夫 | 佐々木 シナ子 | 細谷 光久 |
一般二部 | 箕輪 通子 | 緑川 ふく | 戸塚 静子 |
青壮年・一般一部 | 廣澤 一徳 | 潮田マリーアン | 弓野 俟穂 |
和歌二部 | 髙安 薫 | 人見 篤 | 横田 教子 |
和歌一部 | 松澤 佐土美 | 大貫 千代子 | 宮嶋 弘一 |
入賞された皆さんおめとうございます!一歩前進ですね。今日の喜びを忘れずに、更に高みを目指して歩んでください。惜しくも結果を出せなかった方々は、なぜそうだったのか自分が一番よく知っているはずです。来年に決勝の駒を進めるためにはたゆまぬ努力が必要であることも……応援しております。歩みを止めず突き進んでください。
各部門の優勝者吟詠をお聴きください
◆幼少年部 吟士権証 渡辺紗世「九月十日」
◆一般三部 優勝 根本 政夫「西南の役陣中の作」
◆一般二部 優勝 箕輪 通子「西南の役陣中の作」
◆青壮年・一般一部 優勝 廣澤 一徳「西南の役陣中の作」
◆和歌二部 優勝 髙安 薫「大海の」
◆和歌一部 優勝 松澤 佐土美「敷島の」
◆シルバー大賞は一般三部から優秀吟者である早坂満里子さんに贈られました。おめでとうございます!これからも健康に留意され吟詠を愉しんでください。
優勝者の取扱い一部変更について(令和5年2月11日第4回常任理事及び審査員会議決定事項)
令和5年度より『青壮年・一般一部』16歳~69歳をひとつの部門としました。今までのルールでは一度優勝すると翌年以降同じ部門には出られませんでした。しかし、これでは20歳で優勝した場合、数十年は吟士権コンクール出場不可です。そこで、あまりにも年齢幅が大きいことから優勝しても1年おけば出場出来ると変更しました。つまり、優勝した翌年は出られないということです。若年層が少ない現状において年齢の仕分けは非常に難しく、コンクールに挑戦することによる技量の維持向上に狙いをおいています。一度優勝しても決して満足する事なく、常に向上心をもち、優秀吟士としての誇りを胸に活躍してください。聴く人の心を動かす豊かな表現力を身につけて何度でも挑戦してください。また、優勝者には地吟出演依頼もあります。積極的に受けて技を磨くことです。県の芸術祭や茨城放送杯の構成吟舞出演も夢ではありません。頑張ってください。応援しております!
夏本番!35℃を超える猛暑日が続いています。元気で乗り切りましょう。喉も大切に……どうぞご自愛くださいますように。長時間にわたり大変お疲れさまでした。審査員の先生方にも御礼を申し上げます 有難うございました